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Channel: アサヒ ペンタックス Sシリーズ 博物館
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コニカ ヘキサー

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当博物館には珍しく連続投稿です。←というか、実はこっちのほうがやりたくて、レンズが大きく面倒くさいけど、一段落つけるため先に、タクマー135~600mmズームの展示をした???(笑)。そして照明機材を設置するついでに、弱い照明しかなく満足な写真が撮れていなかった、2本のタクマー500mm f5の画像も撮りなおして差し替えました。

イメージ 1

今から25年前、コニカが凄い35mmレンズを搭載したカメラを出した!というので、早速購入しました。確かに、サービスサイズでも他のカメラとの違いがわかる位の銘レンズでした。以来、街でも山でも首から下げて連れ歩きましたので、一番ボクの傍に居たカメラです。

「使い込んだ道具」というのは、独特な雰囲気があります。通常は高価なカメラが、キズが付いたり塗装が剥げたり(×禿げたり)したら、あちゃー!と落胆しますが、やがては「使い込んだ道具」へと昇華されることが、銘機の条件でしょうか。コニカ ヘキサーは発売当時、9万5000円と高価であったため、コンパクトカメラのカテゴリーではありましたが、かなりの写真道楽ものが主な購入層でした。

イメージ 2

以前ほとんどのカメラの外装は、真鍮が使われていましたが、その後、まったく色気のない黒プラスチックオンリーとなり、最近は金属復権ではありますが、マグネシウム合金が採用されています。マグネシウム合金に真鍮ほどの耐久性はなさそうですが、まあ、デジカメ自体「使い込んだ道具」となる前に、お釈迦になるでしょうから、それで良いのでしょう。

イメージ 3

何千何万回も指で触ると、下地の真鍮が露出し、特にブラックエナメル塗装のカメラでは、金と黒という極めて魅力的なコントラストとなります。







と、ここまで読んで、ありゃ?!おかしいんじゃないの!と思ったあなたは、大正解!
          


                これがわたしのスッピン写真で~~~す。
イメージ 4

そうなんです、25年間使い込んでもこの美肌(=プラボディー)。わたしは、コニカ ヘキサーの偽貫禄仕上げでした(笑)。

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