本日はお約束していた、栃木県 茂木町にある「ふみの森もてぎ」が会場の、マッシーさんのカメラコレクション展におじゃましました。
マッシーさん宅までは、我が家の近くにある国道294(ふくし)号線を南下します。クルマで東京に行く場合も、単調な東北道を通るより294のほうが好みですね。で、294を使う時にいつも「おお!」と手を合わせて拝んでしまう場所(冗談です)がここです。栃木県にはこんな名前の交差点が存在しているんです。
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ふみの森もてぎに行く前に、増野さんのカメラ博物館に寄り、最近入手した珍品アイテムをみせてもらいました。
本日の公開品3種です。本邦初公開!いやもしかしたら世界初公開かも知れないほどの珍品もありますよ。
ASAHI PENTARですね。主に南アフリカ共和国で販売されたカメラで、このボディーはAP型のように刻印無しですが、仕様はS型と同等です。ASAHI PENTARで見かける頻度が一番高いのが、PENTAR Kで次がこの型、一番少ないのがSの刻印の入ったPENTAR Sでしょうか。3種類存在して、おそらく全ての型でブラックボディーもあるはずです(KとSは確認済み)。
アサヒ フレックス儀織椒妊ー。おそらく本邦初公開?いや世界初公開かも・・・の超珍品です。フレックス気覆藥晃かけますが、これはなんと、旭光学が1952(昭和27)年、初めてアサヒ フレックス儀燭鬘隠娃安羸源困掘服部時計店に納入はしたが、発売前の検査でシンクロ不良発生につき全数回収し、社長命令で改修せずに全数廃棄したボディーです。「どうして生き残れたの?」と問うてみましたが、返事はありませんでした。←あたりまえ。
いわば幻のアサヒ フレックス儀燭瞭団Г蓮▲轡螢▲襯淵鵐弌爾4桁、エプロン部(マウントを支持している部分)の下に、レンズを装着した時に重さで「おじぎ」してしまわないように、引き伸ばせるツメがある、ということだそうです。
そしてこれは、PENTAX APの補修用パーツ。フイルム感度の指標が、ドイツ工業規格DIN表示となっています。PENTAX SPには存在してますが、APにもあったとは!おまけに新品ですよ。
さて、珍品を披露していただいた後、いよいよカメラコレクション会場に向かいました。コ コ コチョウランですよ!!!それも3鉢です。
ここの空調や照明は展示物を傷めないように考慮されている、学術的な展示ルーム仕様となっています。新築の香りにクラッ・・・。
ふみの森もてぎは今年7月に竣工したばかりの、ピカピカ図書館です。増野さんとスタッフの人たちの集合写真を撮ろうとしたら、女子の方はNGとのこと。2人じゃさみしいので、ボク(こちらも世界初公開)も入って撮影、かわゆい女子は即席、迷カメラウーマン(笑)になってもらいました。しかし、シャッター押すつもりで、ON/OFFボタン押したとは・・・(大笑)。出演NG女子スタッフの方たちは、ふみの森もてぎのHPに出ていますよ~。
ふみの森もてぎは町の中心部にあり、茂木駅にも近いので、真岡鉄道でもいけますよ。皆様もぜひいらしてみては。