ご無沙汰しております。500mmレンズの展示はまだぁ?いやーっ、今年の夏は暑くて暑くて、しばし臨時休館してました。あいすいませんです。でも、だいぶ涼しくなってまいりましたので、館の扉を開きましょう。
というわけで、夏の終わりは・・・恒例の青春18キップ一回分、故意に余らしてのプチ旅行シリーズです。今回は千葉県銚子市にある、銚子カメラ博物館を訪問いたします。
銚子カメラ博物館は、山口製菓舗の先代社長さんが収集した、3000台のカメラの一部を展示してある博物館で、個人的に3000台の収蔵数は、おそらく日本一といわれております。国内で1000台のカメラを所有しているコレクターは、数十人はおられると思われますが、さすがに3000台はいないと思います。
しかしこの博物館、現在館主が不在で、博物館一階にある製菓工場の方が、仕事の合間に案内するという、ちょっと勿体無い形での運営になっています。ですから、開館時間は毎週日曜日の午後3時から5時まで(受付は4時まで)しかなく、那須から電車で訪問するには、針穴を通すようなコントロールが求められます(大袈裟!)。
入念にプランを立てていよいよ、9月8日(日)0729(7時29分)黒磯発上野行きで出発です。プチ贅沢してグリーン車に乗りましょう。休日は200円安い750円ですもん。宇都宮線→山手線→総武線・緩行→総武線・快速→総武本線で終点、銚子駅まで5時間半の旅です。途中、千葉駅で5分の乗り換え時間で余裕のはずが、構内改修工事のため、乗り換えに手間取り、1112銚子行き発車1分前になんとか乗車できました(でもガラガラ)。あとは順調に、1255に銚子駅到着。
しかし博物館は、15時からなので、同じホームの先から出てる、銚子電鉄に乗りさらに先へと進んでみました。
銚子電鉄の駅です。私にはなんとも魅力的な響きの駅名(個人の感想です・笑)。この駅で上りと下りの列車の交換をしますので、2分ほど停車しますが、皆様駅標を撮影していましたので、ご利益があるのでしょうか?いや、あるに違いありませんぞ。
終点の外川駅です。サビサビの電車が置いてありましたが、現役?かな。
折り返し同じ電車に乗り、次の犬吠駅で降りて、水族館と灯台をめざします。ここは犬吠崎マリンパーク。イルカショウを観られますが、次は15時とのこと。イルカはいつでもこのプールにイルカ?と、近寄ると、あんさん誰?という目で見られました。
次は、犬吠崎灯台訪問。小学校の遠足以来、45年ぶりでしょうか。モチロン上までいきましたが、だれもいなかったので、前半飛ばしすぎて80段目(全99段)から、ゼーハーゼーハー。階段せまっ!でも灯台は太い。ここで疑問。灯台の中心部は空洞?空洞ならそこにらせん状の滑り台作ると面白そう。
時計を見ると1430だ!犬吠駅に戻り電車を待って、いよいよカメラ博物館へ。一階はおかしとパンの工場です。隣の、赤毛のアン、というお店に入り受付票に記入します。が、かわいい店員さんに「博物館見学に来ました!」と告げると、申し訳なさそうな顔で「見学は日曜日だけなんですよ」と言われ、ガッカリって、「今日は日曜です」。店員さん天然だなぁ~(笑)。
博物館の内部です。総額で1億円以上とか。ペンタックスSシリーズもありましたが、3000台揃えるということは、どうしても薄く広くのコレクションになってしまいますね。それに、カメラコレクション全般に言えることですが、レンズやアクセサリーも揃えれば、もっと面白いのに、と思います。さらに、学芸員がいれば言うことなし、なんですが・・・。
ボクが近所に住んでれば、ボランティアでやるのになぁ。
帰りは7時間以上かかりました。宇都宮では混雑していた車内も、矢板を過ぎるとガラガラになりましたが、ずっと座らずに立っていました。あのおじさん(ボクのこと)なんで座らないんだろう?と言う目で見られたかな?でも、一日で11時間も電車に座ってると立ってるほうが楽なんですよ~!ちなみに私は痔主ではありません。